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アルタイルまたはアルテア ()、旧称月面接近区画は、アメリカ合衆国のNASAがコンステレーション計画で使用することを構想していた、月着陸用のランダーである。同計画は、2019年までに宇宙飛行士を月に着陸させることを目標にしていた。 アルタイルは月面短期滞在や長期滞在などの飛行で使用されるはずだったが、2010年2月1日、オバマ大統領は2011年度予算でコンステレーション計画を中止する意向を表明した〔http://www.nasa.gov/pdf/420990main_FY_201_%20Budget_Overview_1_Feb_2010.pdf〕。 ==名称== 2007年12月13日、NASAは計画中であった月面接近区画(Lunar Surface Access Module, LSAM)の名称を、わし座(Aquila)にある北半球で12番目に明るい星にちなんで「アルタイル(Altair)」とすることを発表した。「Aquila(アクイラ)」はラテン語で鷲を意味し、アポロ11号で史上初の有人月面着陸を達成した着陸船イーグル号にも関連している。また「Altair」という語自体はアラビア語の「(al-ṭā'ir)」がラテン語化したもので、「鷲」「鳥」「空を飛ぶもの」を意味している。 アポロ計画で使用された着陸船の正式名称は「月区画(Lunar Modules)」だったが、しばしば(不正確に)「月着陸船(Lunar Landers)」あるいは「月周遊区画(Lunar Excursion Modules, LEM)」などと呼ばれてきた(NASAが変更するまでは、月周遊区画が着陸船の名称だった)。 「アルタイル」を発表する前は、NASAは他の様々な候補名を検討していたと報告されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルタイル (月面着陸機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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